2005.10.26 Wednesday

旧米軍立川基地の拡張に砂川町(現立川市)の住民が
反対した「砂川闘争」開始(1955年)から今年で50年を迎え、
「砂川闘争50年それぞれの思い」が出版された。

米軍が53年には拡張を計画し、
日本政府から町へ計画が伝えられたのは55年5月。
そして、住民が体を張って基地拡張を阻止した。

僕は立川市で生まれ育ち、38年間立川で暮らしています。
祖父の代から、つまり大正時代から立川で暮らしです。
たぶん、80〜90年は立川の住民だと思います。

この「砂川闘争」の話は、30を過ぎるまで知りませんでした。
学校の授業からも、オヤジからも聞いていません。
砂川町は、現在立川市と合併し砂川町、幸町と名称になった。

基地は大きく、自宅からも近いし、
子ども基地周辺で遊んでいた。思い出は多数あるが、
今や昭和記念公園になり、僕のジョギングコースだ。

この闘争は、立川市歴史民俗資料館にも資料があまりない。
何だか、歴史を封印されているような感じがする。
事実を知りたいと思っていた。

ちなみに、立川市は日本に唯一基地がふたつある町だった。
羽田空港ができる前、立川基地から国内線が発着していた。
こんな基地の話を知っているのに、闘争のことは無知だ。

この本を出版したけやき出版に感謝する

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