2006.11.08 Wednesday
先日、知人の店で初めて会った方と少し話をしていた。
ある観光地にある食い物屋の話題になったときに、
「知っている、知っている」と言ってきた。
さらに話題を深めるために、期待外れだったと話すと、
そこで話題が広がっていかないどころか、切れてしまった。
疑問に思っていると、行ったことが無いとのことだった。
行ったこともないのに、何故知っているのかと訪ねると、
ネットサーフィンしていた時に知ったというのだ。
えっ?それって、知っているとは言わないんじゃないのかな?
その人は、ネットで知ったというか見ただけであって、
僕のように体験をしていないし、価値観もないのだ。
行ったこともない店を無意識に理解していると思っている。
ネットなどで情報過多になっているのは分かる。
情報だけ知っていて、体感をしていないのはどういうものか、
知っているからいいんだ、知識があると勘違いされては困る。
僕たち編集に携わる者は、行ったこともない場所を、
既に世に出ている情報を編集しているだけなのだ。
詳しくレポートすることをするけど、同じようなものなのか。
それは仕事で得た知識である、仕事が終わればクチにしない。
すぐばれるし、知識を自慢したって何にもならない。
でも、そんな奴は多いんだろうな。
僕も無意識で知識だけを話していると思う。恥ずかしいことだ
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