2007.01.10 Wednesday
05年末まで「モーニング」(講談社)で連載されていた、
医療現場を舞台にした、『ブラックジャックによろしく』が、
「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載されるのだ。
新聞では、ライバル誌への人気マンガの移籍は極めて異例。
…と新聞で書かれていたが、
そうか?異例か?僕の記憶だけでも結構あるじゃないか。
『009』『火の鳥』『巨人の星』『俺の空』『まんが道』
『マカロニほうれん荘』『ゴーマニズム宣言』…
まだまだあるぞ、絶対 絶対! 絶対!! に珍しいことではない。
ジャンプで打ち切られ、キングで再連載され人気に火がつき、
アニメ化まで至ったケースがある。
この記事を書いた記者はマンガを読んだことがないと思う。
円満完結し、時間をあいてから他誌で連載はよくあるが、
このケースは、編集側と作家の確執かもしれない。
あれだけの人気マンガだ、簡単に手放すとは思えない。
移籍に1年かかっているし、何があったのだろう。
コミックを読み返してみると、完結したように見えない。
もしかすると、コミックが売れなくなったので打ち切りか?
ミュージシャンがレコード会社を移籍するように、
作家がより質の高いマンガを作成するに、
マンガが掲載誌を移籍するのもアリだと思う。
どうあれ、復活することは嬉しい限りだ