2007.12.14 Friday
12月も中旬になり、
各業種などが07年のランキングなるものが発表されてきた。
僕らの出版や音楽関係もランキングが発表してきた。
書籍の売上げランキングだが、
文芸部門のベスト3を占めたのが、ケータイ小説だ。
ケータイ小説とは携帯電話で執筆・閲覧をする小説のこと。
ケータイを使って執筆するから
改行の多用、文章表現の簡略化、会話の多用している。
それが最大の特徴にもなっているだがなぁ…
それでは、従来の小説に比べて、
表現が稚拙だと指摘されることがすくなくない。
それよりか、従来の小説を読んでいない懸念がある。
近年、文学離れ、活字離れと言われるが、
ケータイ小説ケータイ小説をいくら読んでいても、
文学はおろか、活字に親しんでいるわけでない。
本来の寿司屋で食事をしたことがなく、
寿司は回っているものだと勘違いしている若者と同じだ。
本物に触れないと、文化がドンドン衰退していくと思う。
ケータイ小説を非難するが、実は、一冊も読んだことがない。
それどころか、手にしたこともない、
避けてるわけではない、僕の視界に入らないのだ。
僕の生活圏や文化、仕事の圏内にケータイ小説がないのだ
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