2007.12.01 Saturday

KY

今朝、立川駅から電車に乗ると、
うしろから高校生くらいの10名程集団で乗ってきた。
案の定、大騒ぎ。朝からテンションが高すぎる。

大きな声で話している、空気読めと何度も出てくる。
初めて「空気読め」とリアル世代から聞くことが出来た、
ホントに「空気読め」が流行していると知った瞬間だ。

でも、その言葉を発しているのが1人の兄ちゃんだけだった。
つまりその子は、常に他人の視線を気にしているのだろう、
「空気読め」と連呼する彼の声を聞くと、哀しくなってきた。

他人に空気を読めと指示していることは、
彼は、自身がなく存在感を他人に認めてもらいたいのだろう、
指示された仲間たちは、彼を無視し携帯と格闘をしていた。

車内はラッシュ時にしては混んでいないが、満席状態だった。
彼らには、かなりの混雑に感じていたはずだと思うのだが、
哀しい兄ちゃんが歌を歌い始めた。

それこそ、「空気読め」「KY」だ。
きっと、周りの目が気になりすぎて、自分を失ったのかな?
彼としては、ある意味、空気を読みすぎたのだろう。

KYとは違うが、記者会見で立場を理解した格闘家がいた。
その対象、会見で全く反省をしていない若い格闘家がいた。
電車内で歌う彼とリングで歌う彼、共に社会を知らない。

空気を読むことは、社会を理解することだろう

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