2006.03.10 Friday
ファイル交換ソフト「Winny」のウイルスが原因で、
岡山、愛媛県警の捜査員のパソコンから捜査資料などが
流出して問題になっている。
僕が新卒で広告代理店に入社したが、
良くリスト屋で1件数10円で買い、DMを送ったもんだ。
学生、高収入者など沢山のジャンルがあった。
リストの値段は、安い物で15円くらいで、高いのは数100円。
競馬番組によく出ているメガネをかけた笑顔がかわいい方に、
10年ほど前にJRAの顧客リストを探してくれと依頼があった。
個人でやっている競馬予想を発信するシステムを作り、
会員を集めたかったらしい。
なんとかリストを見つけたが、1件1000円だった。
ロータリークラブやライオンズクラブのリストなんか、
簡単に入手できるのでかなり安価だった。
リストの他にも企業の極秘資料も売っている会社もあったよ。
どうあれ、個人情報の管理があまりにもいい加減だからだ。
クライアントから資料データなどをよく頂くが、
その中に顧客リストデータが入っていることがたまにある。
某女子大の仕事をしたときに、生徒の住所録が入っていた。
データが入っているCDRを返却するときに、
その事を報告していいのか悩み、何も言わず返却した。
予算がある企業以外情報漏えいは防げないだろうな