2006.01.21 Saturday
僕は通勤電車で本を読んでいる。
面白い本に出会うのは、あまりない。
そんな本は、あっという間に読み終えてしまう。
時より、駄作似合う。それもどうしようもないほど。
『「感動」禁止!』という新書だ。
タイトルと、目次とぱらぱらと見て購入したのだ。
この本、何を言いたいのか分からない。
文章に起承転結がない。ヤマもなければオチもない。
出てくる事柄が古すぎる。思わず奥付を確認したほどだ。
第1章を読みおえて、疲れ切ってしまった。
適当にページをめくり読んでみたが、同じだった。
よくこんな本を世に出したかと感心してしまった。
出版したのはKKベストセラーズ。
僕の事務所から見下ろすことができる場所にある。
バブリーな自社ビルがちょっといやらしく見える。
ズバリ言うおばさんがアップのポスターが沢山並んでいる。
まるで、魔よけなのか、風神雷神なのか近寄りがたい。
昔ッからこの出版社は濃いタレント本が好きなんだよね。
もう読めないので、忙しい中、本屋により適当な本を買った。
帰りの電車で読むが、またこれが面白くない。
編集も悪いが、文字組みも下手過ぎる。失敗しました。
読んでいて腹が立ってくる、夕刊紙の方がましだった
| マッスル | - | 00:39 | comments(0) | - |