寝る時間が唯一の憩いの時

打合せのため丸ノ内線で移動していると、
珍しい人物を見た。
後楽園駅で停車すると、奇妙な動きをし始めたのだ。

この駅は、地下鉄だが地上にホームがある珍しい駅だ。
天気がいいので日差しがあった、
この日差しを避けたいのか、かなり慌てている。

一生懸命窓の上部から日差しよけを出そうとしている。
地下鉄にそんなモノわるわけがない、
そんなことを知らないのか、ついに騒ぎ始めたよ。

冬の太陽光を1分も満たない停車時間で肌が荒れるのか、
とてもデリケートな身体をしてるだろうな。
気の毒だ、そんなでは、外を一歩もあるけないうだろうな。

帰宅時にも、けったいなオッサンをみた。
知らないメーカーの安いぽいテープを持っている、
それを、でっかいのウォークマン（かな？）に入れた。

そして、懐かしのジャポニカ学習帳をカバンからだして、
藤あや子の『おんな』の歌詞が手書きで書かれていた。
いきなり歌い出すかと不安だったが、それはなかった。

当時買ったのか、ボロボロのヘッドホンをしていた。
iPodなんか見たこともないんだろうな、
カセットテープを外出先で見たのは、数年ぶりだもんな。

明日もけったいな乗車客と遭遇するだろうか