今日『NEWS23』シリーズ翔「街」、で下北沢が取上げられた。
道路計画で揺れる東京・下北沢などの取材をした内容だ。
その取材をみて驚いた。こんな問題があったのか!

下北沢は、住みたいランキングでは必ず上位にランクされる。
若者の街。迷宮のように入り組んだ町並みが特徴だ。
古着屋、レコ屋、雑貨屋、劇場、ライブハウスが散見される。

最大の特徴は、南と北側に商店街があるが、
車が事実上通らない。道路幅が狭いし人の通りが多いからだ。
また、この街にはビルがない。スーパーが一件あるだけだ。

その街を根底から破壊する大規模な道路建設計画がある。
東京都と世田谷区は環7(幅25m)と同等の幅を作り、
「駅前広場」を含む“区画街路10号線”の都市計画決定した。

ご存知のない方には、想像しにくいと思うが、
下北沢は歩いて楽しむ街なのだ。その街に車が通る。
新宿や渋谷と同じになるのだ。下北沢の文化がなくなる。

この計画は昭和21年頃に立てられたという。
60年前の計画だ。当時の街特性、住民の総意は何だったんだ。
そんな立案をした者は、生存しているかも分からない。

自動車に頼らない街はいらないのか、
東京のような大都市に、自動車が必要なのか、
若者の文化は必要ではないのか、治安が悪くなるからか!

道路計画は自然破壊と街・文化の破壊もしてしまう

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