野茂英雄がまた快挙を成し遂げた。
『第76回都市対抗野球大会』は、大阪・和歌山代表に
野茂が主宰するNOMOベースボールクラブに決まった。

NOMOベースボールクラブは、03年に設立、
プロ前を過ごした新日鉄堺のグラウンドを本拠地にしている。
企業の流れをくまないクラブチームの本大会出場は27年ぶり。

新日鉄堺をはじめ、多くの企業野球チームが、廃部になり、
野球を続けたくても続けられない状況を作り出している。
プレーヤーが継続して野球ができる環境をつくることが必要だ

萩本欽一氏のチームや四国アイランドリーグも同じ発想だ。
子どもの頃から野球一本で生活してきた彼らから、
野球を取ったら、元横浜某捕手のように堕落の可能性もある。

アマチュア野球が普及発展していくためには、
子どもたちが社会人になっても継続してプレーできる環境が
あり、指導者のいるチームが増えることが第一歩だ。

某金満チームの元エースのように引退後事業のことや、
TV出演のことしか頭に無い方は野球のことを考えているのか、
自らの手で環境を立て直そうとする野茂と比べてはいけない。

魅力のない日本プロ野球を捨ててメジャーになった野茂、
スタープレーヤーとしてのパイオニアになった。
今度は、アマ・チームのあり方を根本から変えていくだろう。

都市対抗大会に出場は、200勝以上の価値がある!

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