2005.07.10 Sunday
天下の朝日新聞で大誤植があった。
『be』という折り込み版だ。赤版と青版があるのだが、
赤版の2面に、阿保天皇という文字が載っている!
当然、天皇はそんな名前ではない。
本当は、平安時代の阿保親王のことを言っているのだが、
打ち間違えは誰でもあるが、何故校正できなかったのか。
調べてみると、昨夜このミスを発見したらしい。
その時間なら、最低配達を止めることが出来る。
地方の配達分でも販売店に配達禁止令もできるだろう。
数々の出版社が皇室をめぐる誤植を起こしてきた。
皇室に限らず、誤植した出版物は世に星の数以上存在する。
私も出版に携わる者なので、何度も経験をしている。
いい仕事をしても誤植があれば評価はされない。
しかし、校正をした者が全て気づかなかった誤植を、
第三者が気づいたことがある。私も経験した。
そんな言い訳は通用しない。出来た出版物に誤植があったら、
それにどう対処するかだ。販売延期、再印刷、次号で詫びる…
とさまざまだ。今回のミスを朝日新聞社は凄い判断をした。
なんとミスした折り込み版をそのまま配布したのである!!!
本紙で訂正を入れたが、そんな! え〜! 考えられない!!!!!
確かに、校正ミスはあります。でもそれは違うだろう!
あっ、私は天皇に興味はありませんからネ
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